ダイソンのコードレス掃除機といえば、キャニスタータイプと全く遜色ない吸引力と、キャニスタータイプの電源コード、ホース、車輪がないことによる掃除のしやすさを両立したモデルでファンは多い。自宅の掃除はキャニスタータイプを使わずこれ一本で済ませている人も多いのではないだろうか。自分もその一人で数年前から家中掃除はダイソンのコードレスのみで行っているが全く痛痒ない。
ただ、ダイソンのコードレスにも欠点はある。ダイソンのヘッドはいわゆるパワーブラシとかモーターヘッドなどと言われる自走式のタイプで、カーペットにこびりついたペットの毛や粉系のゴミは一往復するだけで非常に綺麗になるが、一定以上の大きさのもの、例えば猫砂やペットフード(カリカリ)、コーヒー豆などのゴミは逆にモーターヘッドがそれらをはじき飛ばしてしまいなかなか吸い込んでくれない。また、床との密着度を高めて吸引力を高めるため、国産の掃除機と異なり前方前方に吸引孔が設けられていないため、壁際のゴミを吸い取るのも苦手だ。